日本ユニシスは2月17日、米Unisysが同社の手形・小切手処理部門をMarlin Equity Partners投資会社(Marlin)に売却したとの発表を受け、今後の対応について発表した。
米Unisysが売却した同部門は、金融機関の手形・小切手処理システムの研究開発ならびに製造を担当する。今回の売却は、同社で1年ほど前から進めている事業全体の見直しの一環だという。
今後Marlinは、米Unisysの手形・小切手処理部門の要員、工場を含む設備・施設のすべてを、Marlinが新設したBurroughs Payment Systems(BPS)に移管する。BPSと米Unisysは新たに相互提携し、米Unisysは継続して製品の販売およびサポートを行うという。
こうした経緯を受け、日本ユニシスでも、関連する手形・小切手読取分類装置(リーダ、ソータ)システムなどの製品や、保守などのサービスを含めた手形・小切手処理分野のビジネスを今後も安定的に継続していくとしている。