インフォテリア、マスタデータ管理ツールの最新版を出荷--LDAPv3や仮想化環境に対応

ZDNet Japan Staff

2010-03-17 13:12

 インフォテリアは3月17日、マスタデータ管理ツールの最新バージョン「ASTERIA MDM One MI 1.2」の出荷を開始したと発表した。

 ASTERIA MDM One MIでは、企業システムにおけるマスタデータの入力、変更、削除、承認ワークフローといった管理作業を行うための一元化された環境を提供する。マスタデータのライフサイクルを一括して維持管理することにより、データの品質を確保できるという。

 最新版では、大規模利用やITガバナンス適用に向けたディレクトリサーバ連携、認証機能が新たに搭載された。LDAPv3準拠のディレクトリサーバとのアカウント連携、およびディレクトリサーバへのログイン認証が可能となっている。

 また、動作環境として仮想化プラットフォームやオープンソースデータベースへの対応を行っている。新たに対応する仮想化プラットフォームは、Citrix XenServer 5.5、VMware ESX Server、Microsoft Hyper-V 2.0。オープンソースDBとしては、MySQL 5.0/5.1に対応している。

 インフォテリアでは、今回の機能強化により、マスタデータ管理システム構築の柔軟性が高まり、同製品の適用領域が広がるとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]