富士通は、クラウドコンピューティング向けの技術、製品、サービスを見学、体感できるショールームと、ICTシステムの検証を行う機能を兼ね備えた施設「富士通トラステッド・クラウド・スクエア(Fujitsu Trusted Cloud Square)」を4月26日に東京浜松町の世界貿易センタービル内に開設すると発表した。
同施設は、これまで富士通のサーバ、ストレージ製品を総合的に検証するための施設として開設していた「Platform Solution Center」を、クラウドコンピューティング時代に向けリニューアルしたものという。
同施設では、プライベートクラウドを支える仮想化技術やサーバ統合などのICTインフラの最適化、導入後のライフサイクルを通した統合管理による運用最適化、ネットワーク経由で利用するクラウドサービスなどのデモ、セミナーなどを実施する。
そのほか、「PRIMERGY」「PRIMEQUEST」「SPARC Enterprise」「ETERNUS」など、同社製のサーバやストレージ機器、約300台を備え、技術、製品、サービスの専門技術者の直接サポートによるICTシステムの実機検証が可能としている。また、データセンターや次世代スーパーコンピュータの展示コーナーなど、富士通の技術、製品、サービスを具体的に確認できる施設になっているという。