山崎製パン、「Oracle Exadata」でDWHシステムを刷新

大川淳 2010年05月25日 15時22分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 山崎製パンが日本オラクルのデータウェアハウス(DWH)システム「Oracle Exadata」を稼働させた。日本オラクルと住商情報システムが5月25日に発表した

 山崎製パンでは、全国20カ所の工場で1カ月間に約8000種類のパン類を製造しており、菓子類も含めた商品数は1万8000種類を越えているという。同社は1983年から日々の生産および出荷情報、売上情報を集計するため、これらの工場に情報系システムを配備。現在、商品に関する1日の明細データは約350万件に達しているという。

 同社によれば、取扱商品数の拡大とともに明細データが大幅に増加し、営業や製造部門などのシステム利用者が2000人に達していたという。その結果、システムの負荷が高まり、情報分析の性能が十分に得られなくなっており、また各業務部門や工場ごとにデータ分析の視点も多様化していた。このような状況を受け、同社では2009年3月にDWHシステムの再構築を決定したとしている。

 同社が新システムの再構築で最大の目標としたのは、情報分析の性能向上とシステム再構築の負荷の抑制。各社の製品を総合的に比較検討した結果、Oracle Exadataを活用した新システムの再構築を開始した。

 同社ではOracle Exadataを採用した理由として、事前検証で旧システムと比較して数十倍のパフォーマンス向上を確認でき、Oracle Databaseの旧バージョンからの移行が容易で、社内ユーザーからの新しい検索方法の要望に対して迅速柔軟な対応を実現できる点を挙げている。

 今回のシステム稼動では、住商情報システムがシステムインテグレーションサービスを受け持ち、Oracle Exadata導入プロジェクトを担当した。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]