Android携帯はウィジェットという点において、iPhoneに大きく優っている。Android携帯ではさまざまなウィジェットが利用できる一方、iPhoneでは存在しないも同然なのである。
ウィジェットは、さまざまな情報を一目で把握でき、有益なアプリケーションや設定に素早くアクセスできるという点で、欠かせないものだと言える。
筆者はAndroid携帯(仕事用)とiPhone(プライベート用)を持ち歩いているが、ウィジェットの方が素早く情報にアクセスできるため、Android携帯に手を伸ばすことが結構ある。もしも筆者が携帯電話を1つしか持っていない一般人であり、その携帯電話がiPhoneなのであれば、Android携帯をうらやむ最大の理由がウィジェットになるはずだ。
読者の方々が素晴らしいウィジェットに出会えることを願い、以下に筆者お勧めのウィジェットを15個紹介する。なお、同様の記事を2010年8月にも執筆しているが、その際に紹介した15個のウィジェットのうち、本記事では12個を差し替えている。また、画像についても「Android 4.0(Ice Cream Sandwich)」版のものに差し替えている。
以下で解説しているウィジェットは、フォトレポート形式でも紹介しているが、本記事では見出しに設定されたリンクからAndroid Marketの該当ページを閲覧できるようにしている。
個々のウィジェットを紹介する前に、ウィジェットの使用に関する注意点を挙げておきたい。
- ウィジェットの使用によって電力消費が増加するとともに、リソースや帯域幅も大幅に消費される場合がある。このため、タスクモニタを用いて稼働中のウィジェットを監視するのがよいだろう。とは言うものの、紹介している15個のウィジェットすべてを同時に監視すべきだと述べているわけではない。重要度が高く、頻繁に使用するものを選んで監視するだけで十分なはずだ。
- ウィジェットは貴重な画面スペースを占有するため、数が増えた場合にはLauncherProのようなホームアプリを用いることで、画面を効率的に使用できるようにもなるはずだ。