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富士通、ビッグデータ支援ソフトウェアを体系化--Symfoware新版、CEPも提供

田中好伸 (編集部)

2012-04-23 12:52

 富士通は4月23日、ビッグデータの活用を支援するソフトウェア製品を開発し、新たに体系化したことを発表した。ビッグデータ活用の標準技術である分散並列処理や複合イベント処理(CEP)を展開する製品群を「Big Data Platform」、利用場面に応じたビッグデータ活用の製品群を「Big Data Middleware」として順次提供していく。

 Big Data Platformには2月から提供している「Interstage Big Data Parallel Processing Server V1」と今回新たに開発した「Interstage Big Data Complex Event Processing Server V1」を用意する。

 Interstage Big Data Complex Event Processing Server V1は、富士通独自の高速フィルタ技術で、大量のイベントを業務システムのマスタデータと自動的に照合して、必要なイベントを絞り込むCEPソフトウェア。高速フィルタに定義する絞り込みのルールを、業務で使う名称や用語で分かりやすく、かつ少ない記述量で定義できるという。

 Big Data Middlewareとしてはエクストリームトランザクション処理ソフトウェア「Interstage eXtreme Transaction Processing Server V1」とデータベースソフトウェアの新版になる「Symfoware Server V11」、新たに「Interstage Business Analytics Modeling Server」を用意する。

 Interstage eXtreme Transaction Processing Server V1は、インメモリデータ管理ソフトウェア「Primesoft Server」で実績のある、インメモリ分散キャッシュ技術での高速処理と、最大三重化の冗長構成でデータを保障する信頼性を両立したという。

 Symfoware Server V11は、SSDに最適化した並列I/O技術で、大量のデータを従来比10倍で高速に格納できるとしている。高圧縮技術でデータを5分の1に圧縮し、オンライントランザクション処理(OLTP)性能を高めたエクストリームトランザクション処理を支えるという。

 Interstage Business Analytics Modeling Serverは機械翻訳技術で日本語を解釈し、さまざまな事象を時系列に関連付けることで、高精度な分析予測を支援するソフトウェア。分散並列処理に対応した30種以上のデータ分析処理部品で、高度な分析予測を高速に展開できるとしている。

図 製品体系
製品名税別標準価格出荷時期
分散並列処理Interstage Big Data Parallel Processing Server V1(プロセッサライセンス)60万円~5月末
複合イベント処理Interstage Big Data Complex Event Processing Server V1(プロセッサライセンス)600万円~8月末
エクストリームトランザクションInterstage eXtreme Transaction Processing Server V1(プロセッサライセンス)120万円~5月末
Symfoware Server V11(プロセッサライセンス/クライアントライセンス)160万円~/50万円~6月末
製品名動作OS
Interstage Big Data Parallel Processing Server V1
Interstage Big Data Complex Event Processing Server V1
Interstage eXtreme Transaction Processing Server V1
Red Hat Enterprise Linux 5/6
Symfoware Server V11Red Hat Enterprise Linux 5/6
Solaris 10/11
Microsoft Windows Server 2003/2008

 今回の製品群では、ソフトウェアをより簡単で安心に使うために最適化するために「スマートセットアップ」「スマートオペレーション」を採用している。スマートセットアップで導入や設定を、スマートオペレーションで統合監視や一括操作などの運用を簡単にできるという。

 今回の製品群ではまた、主要なツールに対応したインターフェースを採用。「Informatica PowerCenter」や「Apache Mahout」などと連携できるようになっている。

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