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「インフォアはイノベーションの時代に入った」とフィリップスCEO

藤本京子

2012-04-24 19:07

 米Infor主催のイベント「Inforum 2012」が4月23日(米国時間)、コロラド州デンバーで開幕した。

 基調講演には、2010年秋に米Oracleの社長を辞任し、Inforの最高経営責任者(CEO)に就任したCharles Phillips氏が登場、同社の方向性について語った。

 Phillips氏はまず、Inforの歴史を振り返り、2002年から2007年までをコンソリデーションの時代、2007年から2010年までをインテグレーションの時代と説明した。そして、Phillips氏がInforのCEOに就任し、経営陣を刷新した2010年12月以降をイノベーションの時代とし、「製品ラインを見直し、新たな戦略を立てた。その上で研究開発に投資した」と話す。

インフォアのチャールズ・フィリップスCEO
インフォアのチャールズ・フィリップスCEO

 Phillips氏によると、現在Inforの従業員は1万3000人で、うち9000人はエンジニアまたはテクニカルコンサルタントだという。研究開発に注力するというPhillips氏の指揮の下、新しく採用したエンジニアは過去1年間で600人にも上る。

 また、2010年にリリースした新製品の数は30だったが、2011年は69製品をリリース、2012年には102の製品リリースを予定している。新機能の数は、2010年が2490、2011年が3905となり、2012年には5293もの新機能がリリースされるとPhillips氏。これほどの数の製品や機能をリリースするのは同社初となり、Phillips氏の経営手法が反映された結果と言える。

 製品数が増えただけではない。Inforは2011年7月に業種特化型ERPを提供するLawson Softwareの買収を発表、また同年9月(日本では12月)にはSalesforce.comとの提携も発表しており、買収や提携によってもカバーする業界や業務ラインの拡充を図っている。

 2012年に新しくリリースされる製品群の中心となるのは、アプリケーション連携プラットフォーム「Infor10 ION」を駆使した業界特化型アプリケーションスイートだ。「Inforが業界特化型アプリケーションで目指すのは、ゼロカスタマイゼーションだ。製品の導入時に発生する業界や業種ごとの個別設定をできる限り削減することで、導入コストの削減と導入時間の短縮につながる」とPhillips氏は説明する。

 Inforがフォーカスする業界は、製造、科学、ヘルスケア、自動車、飲食、サービス、航空および防衛、ファッション、行政、ハイテク、流通、産業機械と、12業界に上る。このように幅広い業界に向けた製品群を用意しつつ、Inforでは各業界をさらに細分化してソリューションを提供する。

 こうしてイノベーションの時代に入ったInforでは、「世界の厳しい経済状況の中でも2桁成長を続けている」とPhillips氏は述べた。

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