テレビ事業の不振にあえぐソニーとシャープ - (page 4)

大河原克行 2012年05月17日 09時00分

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 シャープの2012年度の連結業績見通しは、売上高が前年比9.9%増の2兆7000億円、営業利益は200億円、経常利益は200億円、そして、当期純損失はマイナス300億円の最終赤字を見込む。

 奥田社長は「2012年度は、100周年という節目を迎える。オンリーワンであるIGZO液晶、プラズマクラスター商品群、ビジネス機器など、利益率の高い商品の貢献を見込む」とする。

 課題事業となっている液晶テレビは、売上高が前年比14.0%減の5000億円、販売台数目標では18.7%減の1000万台と縮小させる考えだ。しかも、2012年度のテレビ事業の通期見通しは赤字となる。だが、「通期は赤字だが、下期には改善するとみている」(大西常務執行役員)と、下期以降の黒字化に意欲をみせる。

 液晶についても、「通期では100億円程度の赤字。中小型液晶は黒字で推移するとみており、下期には液晶全体で黒字化を想定している」と、大西常務執行役員は語る。

 100周年という節目の年を、成長へのきっかけとなる1年に変えられるかどうか。その鍵は、テレビ事業と液晶事業が握ることになる。

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