8.「Ubuntu One」ミュージックストア
DashのUbuntu Oneから、簡単に音楽を探すことができる。これには、Dashを開いて音楽レンズを選択し、アーティストの名前を入力して、検索結果が表示されるのを待てばいい。検索結果の1つを選べば、Rhythmboxが自動的に開いて、Ubuntu Oneミュージックストアでそのアーティストが表示される。
9.プライバシー
しばらく使っていると、検索で発見されないものはないということに気づくだろう。コンピュータに入れたものは、どんなものでもレンズ検索で表示される可能性がある。しかし、Unityの検索システムの設定で、特定のファイルタイプやフォルダをレンズ検索の検索結果から除外できる。また、過去1時間、過去1日、過去1週間、すべての日付、あるいは指定した日付のアクティビティをUnityに忘れさせることもできる。これには、「システム設定」から「プライバシー」を開き、Dashから除外したいものを正確に設定してやればよい。
10.Landscape
12.04に付いてくる新機能に、Landscapeがある。このツールを使えば、複数のUbuntu 12.04マシンを監視、管理することが可能になる。これは、どちらかというとシステム管理者や大規模な企業を対象としたものだ。Landscapeを使うと、システムの管理(複数のシステムを均一に管理できる)、システムの監視、およびすべてのマネージドシステム上のクラウドストレージの管理ができる。サインアップ後は、Canonicalのホスティングサービス(これには料金がかかる)を使うか、組織内で用意した専用サーバーを使う必要がある。Landscapeは「Ubuntu Advantage」の一部だ。詳しくはCanonicalに連絡を取って欲しい。
ますますよくなるUbuntu Unity
ここで、Ubuntu 12.04はおそらくわたしがこれまでに使った中で最善のデスクトップだと断言する。わたしはこの宣言を後押しするつもりだし、この体験は今後も改善され続けるとしか思えない。Canonicalがこの1年でUbuntu Unityに施した改善には、見事と言うしかない。この記事で説明したヒントを覚えておけば、読者のPrecise Pangolin体験はわたしの体験と同じくらいよいものになるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。