女性向け下着などを販売するピーチ・ジョンは会員向けメールマガジン「PJメルマガ」にキャンペーン管理ソフトウェア「IBM Unica Campaign」を導入した。日本IBMが7月26日に発表した。
ピーチ・ジョンは、ウェブサイト「ピーチ・ジョン・ザ・ウェブ（PJウェブ）」、年4～6回発行されるカタログ「PJ」「GJ」での通信販売事業と、国内23店舗と中国9店舗の直営店「ピーチ・ジョン・ザ・ストア（PJストア）」での販売事業を展開している。顧客基盤は200万人とみられている。
同社は、セールスや福袋などのお得情報やクーポン、スタッフのオススメ情報やお気に入りストアのキャンペーン情報などを購読無料のPJメルマガで配信している。ウェブサイトでメールアドレスを登録した会員向けに配信している。
Unica Campaignを導入したことで、誕生日など顧客の情報や購買状況、クーポンやメールマガジンのレスポンス状況、個々の商品の売れ行きなどの情報を総合的に分析し、顧客が欲しい情報を欲しい時に自動的に提供して、その結果を効率的に振り返ることができる仕組みを構築した。
7月から、セール情報や割引クーポン、限定アイテムの販売情報、年間の利用金額で設定される会員ステータス情報などを、個々の顧客に応じた内容とタイミングで提供できるようになっている。
Unica Campaignは、顧客データベースから対象となるリストを抽出し、一定期間ないに対象顧客に提案やメッセージを伝えて、その成果を検証するまでを管理する。キャンペーンの設計から実施、分析、改善のサイクルを回すことで顧客中心型のコミュニケーションが実現できるとメリットを強調している。
