ライオン、SAP向けDB基盤にExadata活用--性能が約20倍向上、ストレージ使用量を半減

田中好伸 (編集部) 2012年08月27日 12時08分

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 ライオンは会計システムで使用しているSAPアプリケーションのデータベース(DB)基盤として専用機「Oracle Exadata Database Machine」を導入して、5月28日から稼働させている。ライオンとSCSK、日本オラクルが8月27日に発表した。

 ライオンは2010年1月から、メインフレームで稼働する販売物流・分析、マスタ管理などの基幹系アプリケーションのオープン化プロジェクトを開始。同プロジェクトと並行して、2011年10月からDB統合の領域を会計システムにまで拡大する検討を始めている。

 検討の結果、複数の「Oracle Database」をシンプルに統合できることなどから、Exadataの採用を決定している。Exadataの導入では、オラクルが提供する、企業システムのライフサイクル全般の運用管理を支援するサービス「Oracle Advanced Customer Services」のSAPデータベース移行サービスを活用、2カ月半で完了させている。

 ライオンは、会計システム向けDB基盤をExadataに移行したことで、SAPの財務会計モジュールの標準モジュールやアドオンの区別なく、3倍から20倍の性能向上を実現したと説明。特に、従来時間がかかっていたアドオン帳票のDB処理が高速化するなど、大幅な性能向上で経理業務の業務効率向上に貢献したとメリットを強調している。

 Exadataのデータ圧縮技術を活用して、DBのストレージ使用量を約50%削減したことで、異なるシステムの集約と統合を実現したという。DBの集約と統合で、従来の会計システム向けDB基盤の運用保守コストも大幅に削減することに成功したと強調している。

 Exadataの導入では、SCSKが導入プロジェクトの企画、立案、構築、運用保守を担当、オラクルが構築手法についてコンサルティングサービスを提供している。SAP向けDB基盤でExadataの活用事例は今回が国内初になる。

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