日本IBMは1月28日、データの形式や保管場所を問わずに全社のデータをポータル画面に集約するソフトウェア「IBM InfoSphere Data Explorer V8.2」の販売を開始した。税別価格は527万3000円から。Vivisimoを統合してから初の製品になる。
InfoSphere Data Explorerは、データベースやメール、文書ファイル、ウェブページなど物理的に異なるサーバに格納された社内のデータを単一のポータル画面に表示し、キーワード検索機能を提供する。
キーワードで検索すると、得られた複数の検索結果をほかのキーワードで分類した結果、検索キーワードを含む情報がいつごろ多く作成ているのか、これまでどれくらい閲覧されているかなどをヒストグラムで表示した画面など、検索キーワードで得られた膨大な情報から、必要な情報を絞り込むためのヒントが複数表示される。
閲覧した情報にタグを付けることで再検索を容易にしたり、コメントを追加することで、ほかのユーザーに自身の知見を共有できるなど、コラボレーションの機能も提供される。ユーザーは、IDとパスワードでポータル画面にログインし、閲覧を許可されたデータにだけアクセスできる。
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