検索結果の自動分類によって情報活用のコストは削減できる--Vivisimo、グループネット

柴田克己(編集部) 2006年09月04日 23時24分

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 2006年以降、企業内検索分野へのメジャーベンダー参入や、海外検索ベンダーの日本進出に弾みがついた印象がある。米国ペンシルバニア州に本社を置くVivisimoも、2006年3月にグループネットと総代理店契約を結び、最近、日本市場への本格進出を果たしたベンダーのひとつだ。

 Vivisimoは、2000年に米カーネギーメロン大学の出身者らによって設立された企業。言語、数学、コンピュータサイエンス、AIといった分野での研究成果をベースに、「当時、話題になり始めていた“サーチ”のためだけでなく、ユーザーにとって本当に必要な情報を見つけ出す“ディスカバリ”までの機能を持つ製品を開発することを目指した」(Vivisimo、セールス担当バイスプレジデントのJoseph C. LeBas氏)という。

 同社の提供する検索ソリューションは、クローラ、インデクサ、エンジンといった検索のコア部分を構成する「Velocity」、複数の検索エンジンやデータベースの検索結果を統合する「Contents Integrator」、検索結果を自動的に分類してユーザーに提示する「Clustering Engine」の3つの層から構成されている。これらをひとまとめにしたソリューションに加えて、各層を構成するコンポーネントの個別提供も行う。

 中でも、Vivisimo製品の大きな特徴となるのは、Clustering Engineによる、検索結果の自動分類機能だ。

 一般的に、プリミティブな検索エンジンでは、検索窓にキーワードを入力すると、そのキーワードを含むドキュメントが、一定のアルゴリズムに従って順位付けされ、リスト化されて表示される。

 一方、VivisimoのClustering Engineでは、キーワードにヒットした膨大な数のドキュメントを、形態素解析によって抽出した新たなキーワードや、任意のメタデータを元にして、整理、分類した上で結果表示することができる。この自動分類のテクノロジが、同社の優位点になるという。

 自動分類の際に利用されるメタデータは、サイトURLやHTMLソースなどからも取得でき、ユーザー側で容易にカスタマイズできる。それらを組み合わせて、階層的な分類を行うことも可能だ。

有働氏、LeBas氏画像 Vivisimo、セールス担当バイスプレジデントのJoseph C. LeBas氏(右)と、グループネット、取締役営業企画部長の有働亮次氏
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