樋口氏は「Windows 8は“後出しジャンケン”にもほどがあると言われるが、それならばそのメリットを最大限に生かしたい。相手がチョキを出せば、こちらはきっちりグーを出す」と語り、会場の笑いを誘った。
「Windows XPは、2014年4月にサポートライフサイクルが終了する。来年1~3月は消費税施行前の駆け込み需要もあり、IT業界にとっては盆と正月が一緒にきたような感じになる。その時期にWindows XPから新たなOSに移行しようと思っても、パートナーのリソースが足りなくなる。Windows XPを利用している企業は、なるべく早い段階で、切り替えのプランを実行してほしい」(樋口氏)
樋口氏は「moreNOTEはいち早くWindows 8に対応したアプリのひとつ。企業の中には、役員会から紙をなくして、ペーパーレス化を推進したいという動きもある。ペーパーレス化では、Windows 8とmoreNOTEは最適な組み合わせになる。日本マイクロソフトと富士ソフトは長年に渡る強固な関係があり、今後も協力していく」などとした。
日本マイクロソフトのエバンジェリストである西脇資哲氏は、マイクロソフトブランドのタブレット「Surface」、日本ヒューレット・パッカード(HP)のタブレット「HP ElitePad 900」を利用して、Windows 8の特徴を紹介。iPadも利用しながら、iPadを使って撮影した写真をクラウドにアップロード。写真を加工するなどの作業では、Windows 8が優れていることを実演してみせた。
セミナー会場では、参加者がElitePad 900を利用しながら、moreNOTEを実際に操作。富士ソフトのmoreNOTE事業部長の松浦直樹氏が「Windows 8タブレットにmoreNOTEを~新しいモバイルワークスタイルを創りだす、スマートドキュメントサービス「moreNOTE」~」として、moreNOTEのデモストレーションを行った。同社では大阪、名古屋、札幌、福岡でもWindows 8タブレットを利用したmoreNOTE活用セミナーを開催する予定だ。