CTC、仮想インフラを構築、運用する「vDeps」--vCloud Directorを活用

田中好伸 (編集部) 2013年03月19日 16時46分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は3月19日、サーバやストレージ、ネットワークなどのリソースを統合的に管理する仮想インフラを構築、運用する「vDeps」の販売を開始した。仮想環境を活用したクラウドサービスの提供を計画している企業、提供済みのクラウドサービスの効率化を検討している企業に販売していく。

 vDepsは、クラウド管理ソフトウェア「VMware vCloud Director」のリソース自動構成機能や監視機能を活用する。セキュリティを保ったまま、ポータルから仮想マシンを準備したり、ディスクイメージを管理したりできると説明。あらかじめ定義されたサービス品質保証契約(SLA)や性能要件に基づいた、ユーザーが柔軟にリソースを準備できるという。参考価格として、仮想マシン75台が稼働するインフラで3600万円を提示している。

 CTCはプライベートクラウドとパブリッククラウドを相互に運用する、VMwareの認定資格「VMware vCloud Poweredサービスプロバイダ」をすでに取得済み。vCloud Directorを活用した自社開発のIaaS「cloudage CUVIC OnDemand」や研究開発向けの独自の社内クラウドサービスを提供している。

 システムの設計や運用の経験に基づいて、vDeps導入の際の既存インフラとの親和性を検証するデモンストレーションやアセスメントといったサービス、管理者ガイド、ユーザーガイドを含めた各種のマニュアルも用意。クイックスタートや効率的な運用が可能になると説明している。

 vDepsは今後、研究開発部門のある製造業、企業向けにITリソースを提供しているサービスプロバイダー、通信事業者を対象に営業する。ネットワーク設定の自動化、クラウド間連携やデータセンター間連携を視野に入れて、ソフトウェアで効率的に管理する“Software Defined Infrastructure”のコンセプトで推進すると説明している。

図
vDepsのシステム構成

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算