サイボウズと日本インフォビューテクノロジスは4月11日、PaaS「kintone」を基盤にし、SAP製品を拡張する連携システム「kintone-SAP連携ソリューション」の提供を開始した。
連携システムは、SAPの統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「SAP R/3」を想定している。R/3が処理する業務データを登録するためのインターフェースをkintoneで作成して、データを登録、修正するのが簡便になるという。データ連携はkintoneのAPIを介して行い、通常必要となるオプションの開発費用を抑えられるとメリットを説明している。
通常の登録画面では何度もクリックやスクロールが必要なフォームを、kintoneを使って登録しやすいように1カ所に入力をまとめたフォームを作成したり、必要項目に絞ったレイアウトにしたりと登録者の負担を軽減する。kintoneはモバイルビューを実装していることで、スマートデバイスからも登録できるとしている。
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画面例