鹿島建設はデータ連携基盤に「Talend」を採用した。システムの構築と開発標準を整備したウルシステムズが6月25日に発表した。
鹿島建設はデータ連携基盤検討プロジェクトを展開する中で2012年1月からウルが同プロジェクトに参画。ウルはデータ連携のパターン、今後必要とされる機能や役割、実現方式を明らかにするコンサルティングを提供した。
検討過程で、要件を満たすETLツールも検討した。スモールスタートに対応でき、接続先が増えても柔軟に対応できるという点からTalendの採用を決めた。
鹿島建設は、新しいデータ連携基盤をクラウド展開、マスタデータの整備、将来を見据えたビッグデータ活用を基盤として発展させていくという。鹿島建設内に存在する、さまざまなシステム間のデータ連携を同基盤で運用していく。