IIJグローバルソリューションズは8月19日、クラウドサービス「IIJ GIOサービス」にIaaS「IIJ GIO Power-iサービス」を追加した。CPUの性能ごとに5つのメニューが用意されている。初期費用は15万円から、月額費用は7万5000円から。9月24日から提供する。
IIJ GIO Power-iサービスは日本IBMの垂直統合型システム「IBM PureFlex System」を基盤にしてオフコンOS「IBM i」(旧AS/400)を実装したクラウドサービス。ユーザー企業は必要な規模の仮想サーバと接続用のネットワークをメニューから選択するだけで、自社の業務規模やニーズにあった適切なシステム環境を、資産を保有せずに低コストで利用できると説明している。
IBM iはAS/400の時代から業務システム環境として定評があり、現在でも多くの企業に利用されている。一方でシステム管理者の後継者不足などの課題がある。加えて、運用負荷の軽減や事業継続計画(BCP)対策を目的に、クラウドに移行したいという需要も高まっているという。
IIJ GIO Power-iサービスの利用イメージ(提供:IIJ)