サッポロビール、複数のソーシャルメディアを組み合わせブランドロイヤルティ向上を図る

山田竜司 (編集部)

2013-10-16 16:37

 サッポロビールはソーシャルメディアを使ったプロモーションの実施状況をクラウドで管理し、消費者によるブランドへのロイヤルティ向上を図っている。導入を担当したオラクルが10月16日に発表した。

 サッポロビールのFacebookページは11万以上の「いいね!」を集めている。同社は、いいね!してくれたファンの地域や属性にあったコンテンツやキャンペーンを展開し、ファンの忠誠心を高める考えだ。

 そこでサッポロビールはオラクルの「Oracle Social Relationship Management」(SRM)を導入した。SRMはSaaS型のソーシャルメディア管理ツールで、複数のソーシャルメディアを一括管理し、ファンごとの属性を考慮した投稿を最適なメディアで実施できる。サッポロビールはFacebook、Twitter、Google+でSRMを利用している。

 また、写真コンテストのようなキャンペーンを実施する際、Facebookアプリを迅速に作成できるようになった。投稿へのユーザーの反応を即座に分析、把握することにより、世代や地域別の反応をもとに広告施策などにも生かすとしている。

 サッポロは、今後、SRMを活用して新しいキャンペーンや旬の情報を最適なソーシャルメデイアで配信することにより顧客満足度を高め、2013年末には15万のいいね!獲得を目指すとしている。


サッポロビールのFacebookページ

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