在宅勤務で避けるべき5つのこと - (page 3)

James Kendrick (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2013-11-22 07:30

#5:同僚との連絡を怠ってはいけない

 在宅勤務制度には、在宅勤務者とチームメンバーの結びつきが疎になりやすいという、忘れてはならない負の側面もある。結束力の強いチームは常に連絡を取り合っており、そのことは在宅勤務者を含む場合にも当てはまっている。

 同僚との間でなされる日々の電話連絡、特にビデオ通話は有効であるため、最初に実践するべきだろう。簡潔な電話によって同僚の状況を確認するだけで、チームの結束力が高まり、在宅勤務者が本当に仕事をしているかどうかという疑念を払拭できるはずだ。在宅勤務者のまわりには同僚が集まってくる給湯室など存在しないため、電話をかけるようにしてほしい。

在宅勤務における人間関係を良好にするのはあなたの役目である

 本記事で紹介した5つのべからず集を守れば、あなたの在宅勤務を実のあるものにするとともに、雇用者側からの高い評価が期待できるようになるはずだ。在宅勤務制度に理解のある上司でさえも、同制度が適切に機能しているかどうかを確認するため、定期的なチェックを欠かせないでいるのだ。

 また本記事で紹介した内容は、在宅勤務制度がうまくいっているか、またそれが生産的であるかを示すガイドラインとしても使えるはずだ。在宅勤務のシナリオが会社にとって確実に利点をもたらすようにするのは雇用者側の役割である一方、その利点を示すのは在宅勤務者の双肩にかかっているのである。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]