通販大手のニッセンホールディングスは、日本ユニシスへの情報システム業務のアウトソーシング契約を更新し、順次運用を開始した。日本ユニシスが2月27日に発表した。
契約の対象となる業務は、アプリケーション構築の支援と保守、サーバやネットワークの運用と保守、ヘルプデスクなど。戦略や企画といったコア業務は、ニッセンの情報システム部門が担う。
日本ユニシスでは2001年から13年間、ニッセンのシステム運用とアプリケーションの保守運用業務のアウトソーシングを請け負っている。この中で、ニッセンの企業文化やシステムを理解し、変化する環境の中で柔軟に対応してきたことが評価され、契約更新に至ったとしている。
ニッセンでは2013年に、創業50周年目を迎える2020年までの8年間を“第二の創業期”と位置付け、成長戦略の5つの柱を軸にした8カ年計画「Nissen Vision 50」を策定している。今回のアウトソーシング契約の更新は同経営計画の実現に向けた組織体制強化の一環になる。