日本オラクル、ビジネスプロセス管理製品の新版を提供開始

NO BUDGET 2014年07月29日 07時00分

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 日本オラクルは7月28日、ビジネスプロセス管理製品の最新版「Oracle Business Process Management Suite 12c(以下 「Oracle BPM Suite 12c」)」を同日より提供開始したと発表した。参考価格は、10ユーザー利用の場合で12万5000円から(税別)。

 今回のバージョンでは、プロセスを図示するモデリングやリアルタイム分析を強化し、ビジネス要件への迅速な反映、非定型業務への対応強化、さまざまな業界・業務に特化したビジネスプロセスのパターンの拡充を実現した。新たなビジネス要件を定義したり、既存の要件をクラウド環境にも拡張する場合に、開発・実装の生産性を向上し、業務部門のユーザーでもシンプルにプロセスを作成し、効率性の高いシステム開発ができるように設計されている。


「Oracle BPM Suite 12c」の戦略モデル(日本オラクル提供)

 新たに追加された機能の主なものは以下の通り。

企業のビジネス目標に合致したプロセス設計

 「Business Architecture」と呼ぶ新機能により、戦略の策定段階から具体的なビジネスプロセス作成まで、一貫したモデリングを行うことが可能。ブラウザで操作するツール「Business Process Composer」を利用し、目標、目的、戦略といった要素を含めたモデルを作成し、業務全体をとらえ、分類することができる。また、このようなモデルからバリューチェーンモデルやプロセスモデルとリンクし、階層化してビジネスを鳥瞰的に管理することが可能。

リアルタイム分析機能を強化

 Oracle BPM Suite 12cに含まれるビジネスプロセスの監視・分析ツール「Business Activity Monitoring」では、「Oracle Business Intelligence」や「Oracle Coherence」への対応を強化した。このツールは、豊富な分析機能、プロセスを可視化するダッシュボード、評価指標に基づくトレンド解析などを提供。これらの機能により、ユーザー企業はプロセスや業務、従業員のパフォーマンスをリアルタイムで監視すると同時に、複合型クエリ処理機能と合わせ、評価指標や品質保証への影響を把握し、予測されるトレンドやリスクを特定し、問題発生を未然に防ぐことが可能。

非定型業務への対応

 Oracle BPM Suite 12cはドキュメントなどのコンテンツを一元管理する「Oracle WebCenter」と連携し、重要なドキュメントファイルの管理など、状況に応じて柔軟にプロセスを定義することが可能だ。予めプロセスを定義できない業務、突発的に発生する業務を非定型のビジネスプロセスとして定義し、継続的に改善する手法「Adaptive Case Management」は、構造化されていなプロセスを定義し、ユーザー企業の従業員の利便性を向上する。

事前定義済みのビジネスプロセスのパターンを拡充

 「Oracle Solution Accelerators」は、業界ごとに特有、または業界共通で利用可能な事前定義済みのビジネス・プロセスのパターンを提供する。例えば業界特有のプロセスでは、金融業向けの新規口座開設プロセス、業界共通のプロセスでは、新入社員の入社手続などがある。Oracle BPM Suiteにおいては現在、10種類以上のパターンを提供しており、継続的にパターン数を増やすことで、より多くの業界・業務に適用し、容易な動作確認・再利用が可能となる。


「Oracle BPM Suite 12c」のプロセス重大性レポート(日本オラクル提供)

 日本オラクルでは、ビジネスプロセスの最適化や自動化に取り組むユーザーに対し、既存アプリケーションの資産を有効活用したプロセスの統合を推奨している。Oracle BPM Suite 12cの提供に合わせ、アプリケーション構築に豊富な実績を有し、日本オラクルのビジネス・プロセス統合における提案活動に賛同するパートナー企業に対して、オラクルが全世界共通で導入するパートナー企業向けの認定制度「Specialization」取得のための支援を行う。また、パートナー企業の業種業界の知識・経験およびソリューションなど、各企業の強みを活かした上での共同の拡販活動を行う予定。

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