IBMはクラウドベースの新たなアナリティクスソフトウェア製品を自社のポートフォリオに追加した。今回追加されたソフトウェアは要員や資質、人材管理にかかわる難問に取り組むためのものだ。
これは、同社が2012年に13億ドルで買収した人材管理ソリューション企業Kenexaの技術を利用したものであり、以下のオプションが用意されている。
- 「IBM Kenexa Predictive Hiring」--行動アセスメントのデータに基づき、個々の従業員やチームなどの資質に対する理解を深め、優秀な人材を見極められるようにする。
- 「IBM Kenexa Workforce Readiness」--予測分析とプロジェクト管理ツールを統合し、既存の、および潜在的なビジネス需要を評価できるようにする。
- 「IBM Kenexa Predictive Retention」--退職者を対象とする面談や調査を分析し、リスク要因や退職の理由についてより細かく把握することで、人材流出の防止に役立てられるようにする。
IBMの「Smarter Workforce」ソリューションの一環として提供されるこれら3つのサービスは、同社の新たな「Talent and Change」コンサルティングプラクティスとともに発表された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。