転職サイト「@type」などの人材紹介事業を展開するキャリアデザインセンター(CDC)はデータ分析基盤にSaaS型データウェアハウス(DWH)「White-eYe」を導入、活用している。ウルシステムズが8月27日に発表した。
同社はこれまで、企業と転職希望者のニーズをマッチングさせるデータ分析環境の構築に取り組んできた。だが、ユーザー部門からの要請にほぼ手作業で対応していた。データ連携の部分をJavaでプログラムを組むなど、属人化している面もあったという。
CDCではデータを活用するデータ戦略チームを据えている。データの分析基盤は一度構築して終わりというものではない。新しい分析基盤は自分たちでメンテナンスしたいという狙いがあった。White-eYeの導入では、ウルシステムズからそうしたノウハウを取り込むことも考えている。
White-eYeは、DWHとしてAmazon Web Services(AWS)の「Amazon Redshift」、データを抽出して加工、統合する(ETL)に「Talend」を活用し、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールに「Tableau」を使っている。CDCの場合、このうちのRedshiftとTalendを主に活用している。