転職サイト「@type」のCDC、データ分析にSaaS型DWH--自らシステムを整備

山田竜司 (編集部) 田中好伸 (編集部)

2014-09-09 12:15

 転職サイト「@type」などの人材紹介事業を展開するキャリアデザインセンター(CDC)はデータ分析基盤にSaaS型データウェアハウス(DWH)「White-eYe」を導入、活用している。ウルシステムズが8月27日に発表した。

 同社はこれまで、企業と転職希望者のニーズをマッチングさせるデータ分析環境の構築に取り組んできた。だが、ユーザー部門からの要請にほぼ手作業で対応していた。データ連携の部分をJavaでプログラムを組むなど、属人化している面もあったという。

 CDCではデータを活用するデータ戦略チームを据えている。データの分析基盤は一度構築して終わりというものではない。新しい分析基盤は自分たちでメンテナンスしたいという狙いがあった。White-eYeの導入では、ウルシステムズからそうしたノウハウを取り込むことも考えている。

 White-eYeは、DWHとしてAmazon Web Services(AWS)の「Amazon Redshift」、データを抽出して加工、統合する(ETL)に「Talend」を活用し、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールに「Tableau」を使っている。CDCの場合、このうちのRedshiftとTalendを主に活用している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

  5. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]