アビーム、電力とガスの小売自由化対応コンサルなど提供--特命チーム設立

NO BUDGET 2014年09月10日 06時30分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 アビームコンサルティングは「電力・ガスシステム改革対策特命チーム」を8月1日に設立、電力・ガスシステム改革に対応するエネルギー事業者や同市場への参入を検討している企業にエネルギー事業戦略を含むビジネスモデルデザイン、テクノロジ、ビジネスインテリジェンス(BI)の3つの領域を中心とした総合コンサルティングサービス「ABeam Energy Summit Solution(ESS)」を提供している。

 9月8日に発表した。経営改革に取り組むエネルギー事業者や電気やガスなどのエネルギー市場に参画を計画する新電力事業者に提案する。費用は、提供するサービス範囲と顧客の要望で異なるが、300万円程度からを想定している。

 ABeam ESSでは、電力・ガスシステム改革を新たなビジネス機会と捉えるエネルギー事業者や同市場に参入を検討している企業に総合エネルギー会社として必要な経営戦略の策定から省エネを含むエネルギー管理や業務プロセス、システムの構築、最適な運用まで包括的にコンサルティングを提供する。

 これまで国内外の電力や石油、ガスなどのエネルギー業界に対し業務改革やシステム導入、可視化や最適運用化といったエネルギー管理に関するコンサルティングサービスを提供してきたコンサルタントが保有する知見と、経営改革や会計、ITなどの専門家が、業務改革や新たなビジネスモデルの構築を通じ企業価値の向上や競合企業との差別化を支援していく。

 日本政府が安定供給の確保や電気料金の抑制、需要家の選択肢や事業者の事業機会の拡大、そして成長戦略の柱の一つとして推進している電力・ガスシステムの改革に伴って、2016年には電力、2017年にはガスの小売全面自由化が見込まれ、“エネルギービッグバン時代”を迎えるとされている。

 今後のエネルギー供給では、制度改革の動きを受け、従来の規制領域であった“電力対ガス”の構造が変わり、異業種からの企業の参入による価格競争、一般消費者をはじめとする需要家からのさまざまなニーズにいかに対応し顧客満足度を上げていくかなど、これまでとは異なる視点での取り組みが求められてくる。

 このようなニーズに応えるため、将来を見据えた柔軟なエネルギー戦略の策定や新規ビジネスモデルの構築が求められていると説明。今回の特命チーム設立とABeam ESS提供は、こうしたニーズに応えるものとなる。初年度20件の導入を目指す。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算