Oracleは米国時間9月24日、「Oracle Linux」「Oracle VM」ユーザー向けに「Oracle OpenStack for Oracle Linux 1.0」のGeneral Availability(GA)版を提供開始した。Oracle LinuxとOracle VMのPremier Supportを利用している場合は、追加料金なしで利用できる。
OracleのPublic Yum Serverからダウンロードが可能になるとともに、Oracle Technology Network(OTN)のページも公開された。
同社はプレスリリースで以下のように述べている。
OpenStackがあらゆるワークロードに対応し、信頼性やセキュリティ、パフォーマンスなどのいかなる要件をも満たしながら、データセンター全体の運用が可能なエンタープライズレベルのソリューションになるのを支援することを、われわれは目指している。OpenStacが一流のソリューションとして、どのような規模の顧客からも選ばれるクラウドOSになるのを願っている。
同社は2013年12月にOpenStack Foundationに参加し、5月には「Havana」(開発コード)をベースにしたOpenStackの技術プレビュー版を公開していた。
Oracleは9月28日から「Oracle OpenWorld 2014」を開催する。