日立グループは10月30日、31日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで、イベント「Hitachi Innovation Forum 2014 TOKYO」を開催する。前日の29日には、報道関係者向けに展示会場の様子を公開した。
Hitachi Innovation Forum 2014 TOKYOは、「人々の未来を拓く社会イノベーション ~情報活用が革新するビジネスと社会~」をテーマに、社会が直面する課題に対して、情報活用によるイノベーションによって応える日立グループの取り組みについて、講演、セミナー、展示を通して幅広く紹介するもの。
展示ホールでは、会場全体を利用した人間行動分析技術を適用した体験型デモンストレーションをはじめ、ビッグデータ活用の先進事例、クラウドサービス、M2M、セキュリティソリューションなどを展示。高度なITを駆使した社会インフラシステム、ヘルスケアや農業支援など日立グループの各種ソリューションと、それらを支えるITプラットフォームを紹介している。
また、初日となる10月30日の基調講演では、日立製作所の中西宏明執行役会長兼最高経営責任者(CEO)が、「人々の未来を拓く社会イノベーション~新たな協創による成長をめざして~」と題して講演するほか、開催2日目の10月31日には、特別講演として、2008年のノーベル経済学賞受賞者であるプリンストン大学のPaulKrugman教授が、「日本経済の展望とグローバル経済の動向」をテーマに講演する。
さらに、日立製作所の川村隆相談役が参加するシンポジウムや、情報・通信システムグループ長兼情報・通信システム社社長の齊藤裕氏による「情報活用が革新するビジネスと社会」と題した講演など、同社幹部による講演も用意している。
そのほか、セミナー会場では、「社会インフライノベーション」「ライフイノベーション」「ビジネスイノベーション」「セキュリティ」「ITプラットフォーム」の5つのカテゴリにおいて、80以上のセミナーが予定されている。