編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

AWS、セキュリティとガバナンス向けに3つの新サービス

NO BUDGET

2014-11-18 08:37

 米国Amazon Web Servicesは、年次イベント「re:Invent」において、AWSのクラウド上のリソースのセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンスを容易に維持できる新しいサービスを発表した。今回発表されたサービスは12日から提供を開始した「AWS Key Management Service」、プレビューの提供を12日から開始した「AWS Config」、2015年初頭に提供を開始する「AWS Service Catalog」の3つ。

・暗号化を容易にするAWS Key Management Service

 同サービスでは、開発者はAWSマネジメントコンソールからワンクリックでデータを暗号化したり、AWS SDKを使用してサードパーティーのアプリケーションコードに暗号を追加することが可能となる。

 一カ所で暗号キーの生成、無効化、閲覧を可能にし、使用ポリシーの定義や、自動で強制的に暗号キーをローテーションする機能を提供。すべてのキー使用の情報を記録し、監査証跡ログをAWS CloudTrailに転送することで、コンプライアンスと規制上の要件の順守に役立てることができる。

 また、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、Amazon Elastic Block Store(Amazon EBS)、Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)、Amazon Redshiftなどのサービスに統合されているほか、ユーザーのアプリケーションに統合できる簡潔なSDKも提供されている。暗号キーは、従来通りハードウェアセキュリティ モジュール(HSMs)を使用して、セキュリティを保護することも可能。

・AWSリソースを可視化するAWS Config

 これは、ユーザーの全てのAWSリソース、およびアプリケーションインフラストラクチャ コンポーネント間の関係を可視化し、変更を加えた際のシステム環境への影響を把握、評価できるようにするサービスだ。

 AWS Configはセキュリティグループ設定やAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)インスタンスの値タグなど、ユーザーのAWSリソースのコンフィギュレーション属性への変更を継続的に記録する。

 この情報は順次管理者に送られ、すべての履歴を閲覧したり、コンフィギュレーション変更がリソース全般に与えた影響を再評価したりすることができ、セキュリティ分析やコンプライアンス監査、トラブルシューティングに役立てることができる。

・AWS Service Catalog

 本サービスにより、管理者ユーザーは企業が承認した標準アーキテクチャやコンフィギュレーションを組み込んだ、カスタマイズされた製品のカタログを生成、共有することができる。個人、グループ、部門、コストセンターごとにアクセス権を管理でき、特定のアプリケーションを使用できる人をきめ細やかに把握することが可能。

 ライセンスのコンプライアンスを順守するためにアプリケーションを使用できる時間に制限を設けるなど、管理者ユーザーの要件に合ったポリシーを設定することができまる。また、これらの承認された製品カタログは、従業員のセルフサービスのウェブポータルを介して確認できるように設定することもできる。

 AWS Service Catalogでは、AWS管理者のユーザーはコンプライアンスを再評価、報告、承認できるように、CloudTrailの使用歴をすべて記録する。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AI導入に立ちはだかる「データ」「複雑さ」「コスト」「人材」の壁をどう乗り切ればいいのか?

  2. クラウドコンピューティング

    【IDC調査】2026年には75%のアプリがAIを実装!導入で遅れた企業はどう“逆転”すべきか?

  3. 運用管理

    経産省調査で明らかに:未だにレガシーシステムを抱える企業が8割!オープン化でよくある課題とは?

  4. 運用管理

    AWS東京リージョンの大規模障害に学ぶ、パブリッククラウド上のシステムの迅速な復旧方法

  5. windows-server

    【ユースケース】ソフトウェア開発にDell EMCインフラ+コンテナを使うメリット

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]