ヤフーは12月4日、IoTにおいて、ネットワークにつながるハードウェアの開発を支援する新プラットフォームを、2015年春に提供すると発表した。
テレビや冷蔵庫などの家電製品をはじめとしたさまざまなハードウェアにセンサを搭載し、機器同士が通信できるようにするためには、ウェブサービスの開発や連携、サーバ構築や運用など、ハードウェア以外の多様な技術開発が必要となり、製品開発や市場参入を目指す新規事業者にとって障壁になっているという。
新プラットフォームでは、主にハードウェア事業者を対象に、機器とウェブサービスの連携を支援するさまざまなサービスやAPIを公開する。多くの事業者の製品開発や新規参入を支援する。
公開するAPIは、ヤフーのサービスだけでなく国内外のインターネット事業者からも集め、大規模なプラットフォームを目指すとしている。
ワイモバイルとも連携し、基盤を利用して開発したハードウェア商品をワイモバイルショップで販売したり、ワイモバイルのネットワークを使ってハードウェアをネットに接続しやすくするなど、開発面以外でも事業者をサポートできるようにするとしている。