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変わりゆくベトナムの街--「CHO」から巨大モールへ - (page 2)

古川浩規(インフォクラスター)

2014-12-08 07:30

東南アジア最大規模の巨大モールも誕生

9月にハノイに登場したばかりの一大複合施設「ロッテセンター」。この分野においても、ロッテをはじめとする韓国系企業の進出はベトナム全土で驚くほど進んでおり、日系企業の進出の出遅れ感が目立ちつつある。
9月にハノイに登場したばかりの一大複合施設「ロッテセンター」。この分野においても、ロッテをはじめとする韓国系企業の進出はベトナム全土で驚くほど進んでおり、日系企業の進出の出遅れ感が目立ちつつある。

 最近ではオフィスビルへの単純な建て替えではなく、巨大ショッピングモールや一大複合施設の1つとして、スーパーマーケットが開店するケースも出てきました。ホーチミンで「イオン」がオープンしたことは日本でも大きなニュースとなりましたが、広さだけで言えば、800店舗以上を擁し東南アジア最大規模ともいわれる「ビンコムメガモール」という巨大ショッピングセンターが2013年にハノイにオープンしましたことも注目です。

 また、外資系の巨大複合施設の例としては、9月にハノイにオープンしたばかりの「ロッテセンター」があります。これまでのベトナムの巨大ショッピングモールは比較的高級な店舗が入居していることが多く、普段の買い物でスーパーマーケットだけを使用するには巨大すぎて不便でした。

 しかしロッテセンターは、道路からのアクセスが良好な場所に日常使いができるスーパーマーケットを配置し、一方で高級品を取り扱う百貨店機能、高級ホテル、長期滞在型サービスアパートなどを別棟に配置することで、ハノイでの購買意欲を可能な限り吸収できるようになっています。同時に、映画館やイートインといったエンターテインメントやアミューズメント機能も持たせることで、休日を過ごすためのすべての施設を取りそろえています。

 日本ではこのような複合施設は珍しくありません。しかし「ベトナムと言えば、ローカルマーケットで買い物をし、菅笠を被ったおばちゃんが天秤棒を担いで売りに来ている」というイメージだけでは語れない新しい都市空間が、ベトナムでも次第に広がってきています。こうした新しいベトナムの姿は、観光でもビジネスでも今後見逃せないポイントになるかもしれません。

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古川 浩規
インフォクラスター
内閣府及び文部科学省で科学技術行政等に従事したのち、平成20年に株式会社インフォクラスター、平成22年にJapan Computer Software Co. Ltd.(ベトナム・ダナン市)を設立。情報セキュリティコンサルテーション、業務系システム構築、オフショア開発を手掛けるほか、日系企業のベトナム進出に際して情報システム構築や情報セキュリティ教育等を行っている。資格等:国立大学法人 電気通信大学 非常勤講師、日本セキュリティ・マネジメント学会 正会員、情報セキュリティアドミニストレータ、財団法人 日本・ベトナム文化交流協会 理事

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