Seka氏は、「私は今、中小企業が顧客と関わり合う方法や成長し続ける方法を理解する手助けをしています」と述べた。顧客には、GlamSquadやLyft、Barkboxが含まれる。
「これらの中小企業はすべて、中小企業に対する人々の見方を変えようとしています。彼らの差別化要素は、顧客に注意を払い、顧客の声を聞くことです。さまざまな変化がありましたが、大きな変化は、顧客がブランドを所有するようになったことです」(Seka氏)
テクノロジの世界の変化は、Seka氏にとって決して新しいものではない。同氏はベイエリアでそのすべてを経験してきた。そして、これまでに起こった発展の大半を好意的に捉えている。もちろん、発展によって理想的ではない結果がもたらされることもあるが、全体的に見れば、テクノロジの世界は繁栄していると同氏は考える。人々がお互いに助け合う取り組みも拡大している。そのことは、アフリカで2年を過ごした後、米国に戻ってきたときのことを同氏に思い出させた。
平和部隊を体験して以来、Seka氏にとって人生のあらゆる面、特にキャリア面で重視しているのは、単に自分を満足させるだけでなく、それ以上のことをすることだ。そして、Salesforceは特に慈善活動や環境保護活動によって、それをうまく実践している、と同氏は感じている。
「Salesforceは素晴らしいことをするだけでなく、ベイエリアが偉大な人材を輩出するのにも貢献できる立場にある、と私は考えています。Salesforceの一員でいることに大きな興奮を覚えます。ベイエリアに入ると、心臓の鼓動が早くなることもあるくらいです」(同氏)
Seka氏が自分の言葉で語る
趣味は何ですか?
「7歳と4歳の小さな子供が2人いるので、彼らに驚くほどの時間を取られます。子供たちとは、サッカーなどのアクティビティや読書などに多くの時間を費やしています。これが趣味の大半を占めます。あと、私は本をたくさん読みます。リラックスする素晴らしい方法だからです。変なものを収集する趣味もあります。私はここで育ったので、家族も友達も皆ここにいます。誰もが忙しい社会生活を送っているので、なるべく会いにゆく努力をしています。料理も好きですし、旅行もよくします。両親がともに米国外の出身で、国外で長期休暇を楽しむことが多かったためです」(同氏)
収集している変なものとは何ですか?
「年代物のランチボックスや小さなスノードームです。私が好きなのは、さまざまな都市で手に入れた小さなものです。これにはテーマがあります。気に入っているのは、フィレンツェで手に入れた置物で、『Vespa』(スクーター)の上にスノードームが乗っています。ローマで手に入れたものは、非常に小さなスノードームの中に赤色の小型車『MINI』が入っています。私はスノードームが本当に大好きで、昔から集めているうちに、変わった趣味になってしまいました。今では、同じようなことをする人も多くなりましたが。(私が所有する年代物のランチボックスは)『チャーリーズ・エンジェル』や『ワンダーウーマン』『スター・ウォーズ』などです。夢中になってランチボックスを収集していました」(同氏)
どういうときに最も能力を発揮しますか?
「私はチームで仕事をするときに最も能力を発揮します。チームのメンバーと仕事をしていると、自分は幸運だと感じます。仕事で最も気に入っている箇所といえば、自分の周りにいる人々です。それから、計画から逸れないように努力しています。若干異なる道や切り口が必要なこともありますが、計画を見失わないように気をつけなければいけません。そのために地球上で出来る最高のことは散歩です。外に出て、歩くだけでいいんです。散歩から戻る頃に必ずしも答えを得られるわけではないですが、新たな視点で物事を考えられるようになっているはずです」(同氏)
今から過去の自分自身にアドバイスを贈れるとしたら、何を伝えたいですか?
「コーディングを学んでおけばよかったと思います。私が個人的に後悔しているのは、そこです。あと、(過去の自分自身に)アドバイスを贈るとしたら、そんなに心配する必要はない、と言ってあげたいです。私は心配性です。でも、自分をもっと信じて、そんなに悩むなと伝えたいと思います。他人に共感できる善人として本心から人々を助けようと努力し、一生懸命働いたら、良いことが起こるはず。私は心からそう信じています」(同氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。