ビッグデータという言葉を改めて持ち出すまでもなく、データは企業にとって“ヒト、モノ、カネ”に次ぐ第4の資源となっている。
構造化か非構造化を問わず、業務を進めていくと自然とデータは蓄積される。データは、現在の業務に欠かせないものであるだけでなく、企業が顧客とどんな付き合いをしてきたかという過去であるとともに、過去から見えてくる未来を映し出すものでもある。
第4の資源であるデータをいかに保護していけばいいのか、という課題は、社内の仮想化環境や社外のパブリッククラウドを活用するのが当たり前となっている現在、これまでとは違う方法論が求められるようになっている。クラウド時代に最適なバックアップ戦略が問われているという事態だ。
朝日インタラクティブは2月25日(水)にセミナー「再考 クラウド時代のデータバックアップ戦略~複雑化するITインフラ、確実なデータ保護~」を開催する。
基調講演には、ディアイティの河野省二氏が「事故発生時のトータルコストを下げるクラウド時代のバックアップ活用」というテーマで登壇する。この講演では、多様化、複雑化するバックアップで“クラウドサービス全体のセキュリティ”に着目して、再度の見直しを提案する。
特別講演には、2012年に顧客のデータを消失したファーストサーバが登壇する。顧客から預かったデータを消失するという事故で現場が何を見たのか、そこから何を教訓としたのかを語る。