日立システムズ、AWSの運用サポートサービス--インシデント対応に課金

NO BUDGET

2015-03-24 13:17

 日立システムズは同社のコンタクトセンターを活用したサポートサービスの一つとして「Amazon Web Services(AWS)」を活用したシステムでの基盤運用から業務プロセスアウトソーシング(BPO)までワンストップで支援する「クラウド向け統合運用サービス」を3月17日から販売している。税別料金は月額13万円から。

 今回のサービスではAWSの特性を踏まえ、サーバの台数に応じた課金体系でなくインシデント数に応じた課金体系で提供する。料金は基本料+インシデント数となっており、インスタンス台数に依存しないため、オートスケールした場合でも基本的に変動はない。

クラウド向け統合運用サービスのイメージ
クラウド向け統合運用サービスのイメージ(日立システムズ提供)

 AWSを海外拠点向けシステムの基盤として活用するケースも多いことから、日本語に加えて英語でも24時間365日の体制で監視、運用し、問い合わせにも対応する。既存のマルチベンダーサポートサービスと今回のサービスを組み合わせて利用すれば、AWS以外の基盤やハードウェア、ソフトウェアなどに関する問い合わせ対応にもワンストップで対応できると説明。ニーズに応じて、さまざまなバックオフィス業務を代行するBPOまで幅広く対応するとしている。

 日立システムズでは、これまでも自社クラウドサービス(リソースオンデマンド)向けの統合運用サービスを提供しており、今回は新たにAWSへの対応が加わった。9月末までをめどに「Microsoft Azure」にも対応する予定。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]