編集部からのお知らせ
「サイバー防衛」動向の記事まとめ
「半導体動向」記事まとめ
地味で地道なUI/UX論

「直感的」とは何か--スムーズなインタラクションのために

綾塚祐二

2015-06-20 07:00

 世の中のさまざまなものごとは人と人、人と何かとのやりとりを通じて進む。インタラクションとはこの「やりとり」のことである。アプリケーションやウェブサービスであれば、システムがまず何かをユーザーに提示し、それに対してユーザーが入力し、システムはそれに反応してまた何かを提示する。

 システムとユーザーとの間をつなぐのは ユーザーインターフェイス(UI)なので、インタラクションとはUIを介して起こること全てである。

 UIのデザインとはまさにインタラクションのデザインでもある。そしてもちろんそれはシステムを使うときのユーザーエクスペリエンス(UX)の多くを決定する。

 UXというと「心地よい」「楽しい」などの感覚がまず思い浮かぶかもしれないが、業務システムなども含めたより多くのシステムに求められるUXは「安心」や「スムーズ」などの感覚である。今回は安心でスムーズなインタラクションについて論じたい。

インタラクションの粒度

 入力とそれに対する反応の量や頻度は場合によってさまざまである。データをまとめて放り込んで計算結果が出るのを長い時間待つというのもインタラクションであるし、スクロールバーを動かす場合やアクションゲームのように一秒以下の間に細かく何度もやりとりが繰り返されるのもインタラクションである (図1)。

 業務システムなどであれば、入力枠が並んだフォームにデータを記入し「次へ」などを押すとシステムが内容をチェックし書類が提出されたりエラーを返したりするのもインタラクションである。


図1:いろいろなインタラクションの粒度。
大型計算機にパンチカードでデータとプログラムを入れて、
数時間後にプリンタ用紙の束で出力を受け取るのもインタラクションである。

 インタラクションの粒度によって、設計するときに考慮すべきことが変わってくる部分もあれば、あまり変わらない部分もある。ここでは、あまり変わらない部分を中心に説明していく。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]