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日本オラクル新年度戦略、“POCO”を合い言葉にクラウドを推進--事業部を再編

羽野三千世 (編集部)

2015-06-30 15:13


「The Power Of Cloud by Oracle(POCO)」のコンセプトを発表する日本オラクル 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 杉原博茂氏

 日本オラクルは6月30日、2016年度(2015年6月~2016年5月)の戦略説明会を開催。同社 取締役 代表執行役社長 兼 最高経営責任者(CEO)の杉原博茂氏は今年度について、「The Power Of Cloud by Oracle、略してPOCO(ポコ)をキャッチフレーズにして、クラウド事業の拡大を最優先事項に据える」と説明した。

 2015年度の同社業績は、売上高が2014年度比3.9%増の1610億円、営業利益は同6.7%増の470億円と好調だった。「“クラウドでナンバーワン企業を目指す”としながらも、まずはコアコンピテンシーに注力した。その結果、データベースの国内シェア49.9%、データベースを核とした垂直統合型システムの国内シェア48%以上を獲得できた」(杉原氏)

 2016年度は、“POCO”を経営のキャッチフレーズに、SaaS、PaaS、IaaS事業の拡大と、クラウドを支える垂直統合型システムの拡販に取り組むとした。杉原氏によれば、POCOとは、「クラウドとは何か、Oracleブランドで提供するクラウドで何ができるのかを明確にして、クラウドをより親しみやすく敷居の低いものにしていく」というコンセプトだ。

 POCOの具体的な施策として、まず、社内組織をソリューション単位で5つの事業部に再編した。(1)データベース、ミドルウェア、PaaS、IaaSを提供する「クラウド・テクノロジー事業統括」、(2)SaaSとオンプレミスのアプリケーションを担当する「クラウド・アプリケーション事業統括」、(3)プロセッサ(SPARC)、ストレージ、サーバなどを扱う「クラウド・システム事業統括」の3組織を新設。ここに、既存の「エンタープライズ営業統括」と「アライアンス事業統括」を加えた全5事業部が、社長直下に置かれる。

 もう1つの施策として、東京都以外の地域でのビジネス拡大に向けて、支社体制も再編する。「各都道府県のGDPの分散と照らし合わせると、当社の売り上げは東京に偏っており、まだ地域の企業に入り込めていない」(杉原氏)。同社は今年度、中部支社を「北陸支社」と「東海支社」へ、西日本支社を「関西支社」と「中国・四国支社」へそれぞれ分割して、地域の企業へのクラウドサービス訴求体制の強化を図る。

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