IoTでインテルと協業
デルは、IoT分野でIntelとの協業実績がある。すでに、Intelのマレーシア工場でIoT活用に関する実績があがっているという。

インテル エンベデッド・セールス・グループ IoTパートナー・イネーブルメントダイレクター 佐藤有紀子氏
また、デルではHANAとStatisticaで統合的なビジネス管理システムを実現するとともに、シャドーITを排除すると説明。データソースヘのアクセスを70%削減したり、予測や認知分析にかかる時間を60%高速化したりするなどの実績が上がっていることも明らかにした。
インテル エンベデッド・セールス・グループ IoTパートナー・イネーブルメントダイレクターの佐藤有紀子氏は、「生成されるデータ量は今後、44ゼタバイトにまで拡大する一方で、この10年でセンサ価格は2分の1になり、ネットワークの価格は40分の1になり、プロセッシングの価格は60分の1になっている。こうした価格下落からIoT市場は広がりをみせており、交通/自動車、スマートホーム/ビルディング、産業/エネルギー、小売市場などを中心にして、2015年には200億~250億ドルの規模になる」と説明した。
「インテルは、IoTゲートウェイを通じて、IoT分野でのエコシステムを構築。新規需要創出やソリューションの利用促進のほか、どのようなプラットフォームが必要かといったことをフィードバックしていくことも考えている。デルは、インテルの強力なパートナーとして今後、IoT分野でのリファレンスモデルの確立などでも協業していく」(佐藤氏)

Bigdata/IoTラボの内部(デル提供)