富士通はクラウド向けマーケットプレイス管理ソフトウェア「FUJITSU Software Systemwalker Service Catalog Manager」をオープンソース化し、「Open Service Catalog Manager」として無償で公開している。クラウド向けマーケットプレイスに必要な技術の発展と多種多様なクラウドサービスとの連携機能の拡充を目指し、新たに「Open Service Catalog Managerコミュニティ」も設立した。10月27日に発表した。
海外で実績があるというSystemwalker Service Catalog Managerのソースコードが無償で公開されることで、利用者が自由に入手、改変できるようになる。Open Service Catalog Managerは、各種クラウドとシームレスに接続する連携プラグイン、使用実績に応じた利用料金計算、レポート出力などの機能を持ち、利用者はクラウド環境の運用効率化、サービス利便性向上を実現できるという。
(富士通提供)
Open Service Catalog Managerコミュニティは、2017年度で300人の参加を予定しており、コミュニティーのコントリビューターと協力しながら、多種多様なクラウドとのシームレスな接続とそのために必要な連携機能の拡充を加速させると説明している。