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EMC、「XtremIO」のコピーデータ管理機能「iCDM」を紹介--Oracle OpenWorldで

Larry Dignan (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2015-10-28 10:27

 EMCは米国時間10月27日、同社のオールフラッシュアレイシステム「XtremIO」に組み込まれている「integrated Copy Data Management」(iCDM)というテクノロジについて「Oracle OpenWorld 2015」で語った。iCDMは、今まで大々的に語られることがなかったものの、XtremIOのコアアーキテクチャに組み込まれているテクノロジだ。iCDMを用いてメモリ上にデータストレージのコピーを保存することで、コピーデータのスプロール化の抑制とともに、コストの削減が期待できるという。

 EMCは、Oracleが主催する顧客会議の場において、iCDMによってどれだけのコピーデータが削減されるのかをデータベース管理者やデータセンターの責任者に説明した。

 調査会社IDCの見積もりによると、データストレージの60%が災害復旧やバックアップ、開発、保守管理に用いられるコピーになっているという。例を挙げると、典型的なデータベースでは本番環境のインスタンス毎に1ダース程度のコピーが保持されている。EMCは、Oracle環境におけるこういったコピーを「目に見えない税金」と呼んでいる。

 XtremIOの技術運用担当グローバルバイスプレジデントSonny Aulakh氏によると、iCDMはすべてのコピーをメモリ上に配置するため、ネットワークやバックエンド運用が不要になるという。なお、すべてのコピーは空間を効率的に利用し、ストレージアレイ上の新規ブロックのみが使用される。

 通常の場合、データベースのコピーはセカンダリストレージ(2次ストレージ)システム上で用いられるが、EMCはそういったコピーをプライマリストレージ(1次ストレージ)システム上に配置するべきだと主張している。本番環境からのコピー作成や更新が可能になれば、パフォーマンスの向上が図れるとともに、アプリケーションの統合も可能になるため、コストの削減につながるというわけだ。

 例えば10テラバイトのデータベースがある場合、バックアップおよびコピーデータ用として使用されている100テラバイトのストレージが14テラバイトで済むようになるのだ。

 XtremIOシステムにはiCDMが既に組み込まれているため、EMCは同製品の顧客にこのテクノロジを活用してもらいたいと考えている。XtremIOシステムの顧客は、SAP製品とOracleデータベースの統合や、アプリケーション開発にiCDMを使用している。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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