八十二銀行は、ソフトバンクロボティクスが開発した人型ロボット「Pepper」の法人向けモデル「Pepper for Biz」を一部店舗に導入する。Pepper for Biz向け自社アプリ「ライフステージ支援」を搭載し、来店客へのサービスに用いる計画。アプリ開発を支援したジェナが11月18日に発表した。
今回導入されるPepperは2台で、八十二銀行の昭和通営業部と南松本支店の2店舗にて、それぞれ11月20日と12月中ごろに稼働を開始する。Pepperは人の表情、言葉、周囲の状況などを認識して行動する感情機能を搭載、もともと持つ娯楽アプリに加え八十二銀行のライフステージ支援アプリを組み合わせることで、接客サービス向上につなげるのが目的。
具体的な活用方法は以下の3点。
- キャンペーン等の案内
- 顧客のライフステージに応じたおすすめ商品の案内
- 来店客とのコミュニケーション(Pepperは開発したアプリケーションにより様々なポーズをとり、写真撮影が可能)
ジェナは法人を対象としたスマートフォン、タブレット、ロボット、ウェアラブル向けアプリ開発を展開しており、今回は八十二銀行の依頼を受けてライフステージ支援アプリの開発を支援した。