マイクロソフト、「Office 365 E5」の価格を発表

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2015年12月01日 10時21分

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 Microsoftはスペインのバルセロナで開催中の「Convergence 2015 EMEA」イベントで現地時間11月30日、法人向け「Office 365」の新たな最上位プラン「Office 365 E5」の詳細を発表した。

 同イベントで発表されたこの最上位プランは、1ユーザーあたり1カ月35ドル、1年420ドルで提供され、12月1日から購入可能となっている。

 Office 365のこれまでの最上位プランである「Office 365 E4」の価格は、1ユーザーあたり1カ月22ドル、1年264ドルだ。

Office 365 E1、E3、E5の価格と構成 Office 365 E1、E3、E5の価格と構成
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 Office 365 E5には、「Cloud PBX」や「Skype Meeting Broadcast」といった機能をサポートする「Skype for Business」(旧名「Lync」)のほか、「Power BI Pro」や「Delve Organizational Analytics」などの新たなアナリティクス機能に加え、「eDiscovery」や「Customer Lockbox」「Safe Attachments」などの新たなセキュリティ機能が含まれる。

 Office 365 E4には、「Enterprise Voice」やユニファイドメッセージングをサポートするSkype for Businessのほか、ローカル環境にダウンロード可能な一連のOfficeアプリすべてや、「Power BI for Office 365」(Power BI Proに置き換えられる予定)が含まれている。

 MicrosoftはOffice 365 E4の販売を終了し、Office 365 E5で置き換える計画だ。しかし同社によると、Office 365 E4は2016年6月30日まで購入可能だという。

 「Office 365 E1」および「Office 365 E3」は現行の価格が維持される(1ユーザーあたりの1カ月価格はE1が8ドル、E3が20ドル)。

 そして、Office 365 E1では追加料金を支払うことなく、Skype for BusinessのSkype Meeting Broadcastと、新たな作業管理機能が利用できるようになる。またOffice 365 E3でも、これらの新機能に加えて「Equivio Analytics for eDiscovery」や「Secure Attachments and URLs」、アクセス制御といった機能が追加料金を支払うことなく利用できるようになる(Microsoftは1月にEquivioを買収している)。

 Skype Meeting Broadcastを利用することでユーザーは、Skype for Businessによるミーティングをインターネット経由で最大1万人にブロードキャストできるようになる。なお、ミーティングはブラウザを用いて視聴できる。

 Office 365 E5のユーザーは、E1およびE3で提供されるすべての機能に加えて、その他のアナリティクス機能やネットワーキング機能(Cloud PBXおよび「PSTN Conferencing」を含む)を利用できる。

 Skype for Businessの「Cloud PBX with PSTN Calling」サービスを利用することで、ユーザーはSkype for Businessクライアントを用いて一般回線の通話を受発信したり、保留/解除、転送といった機能を利用できる。

 PSTN Conferencingは12月1日より15の国で提供が始まり、その後、他の国にも順次ロールアウトする予定。Cloud PBXもワールドワイドで12月1日より提供される。PSTN Callingは12月1日時点では米国で提供を開始し、段階的に国外に展開する。

 PSTN Conferencingでは、分単位の利用料が発生する場合があるが、追加料金の発生を防ぐべくこの機能をオフにすることもできる。PSTN CallingはE1、E3、E5の有料オプションとして提供される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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