キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は3月25日、同社が販売するウイルス対策ソフト「ESET」がクラウドサービス「Google Cloud Platform」上の仮想マシン環境での利用に対応したと発表した。
- TechRepublic
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キヤノンITSは、ESETの国内総代理店として日本での販売を手掛けるほか、近年では仮想環境の普及にあわせてクラウドサーバへの対応を進めている。すでに「Amazon Web Service」と「ニフティクラウド」への対応を完了している。
今回は、Google Cloud Platform上のIaaSである「Google Compute Engine」の仮想マシン環境で動作検証を実施し、同環境での利用に対応した。CentOS、Red Hat Enterprise Linux、Windows Server 2008/2012など、同プラットフォームが提供する幅広い仮想マシン環境においてセキュリティ対策が可能になるという。
今回の検証においては、Google Cloud PlatformのサービスパートナーとしてGoogle Cloud Platform向け導入支援サービス「Cloud Ace」を提供し、国内で多数の導入実績を持つ吉積情報との技術的連携により実施した。
吉積情報ではCloud Aceのセキュリティ対策としてESETの採用を決定し、今後提供を予定しているCloud Aceのセキュリティ対策オプション(近日提供開始予定、価格等未定)としてESETを提供していくとのこと。