以下に説明するショートカットの一部を覚えておくだけで、Microsoft Edgeを使った生活はぐっと楽になるはずだ。ユーザーは目を通してみて欲しい。
タブおよびウィンドウ管理
1.次または前のタブに移動
「Ctrl+Tab」で1つ右側のタブに移動し、「Ctrl+Shift+Tab」で1つ左側のタブに移動する。
2.特定のタブに移動
複数開いているタブのうち、特定のタブに移動したい場合は、Ctrlキーと1~9の数字キーを同時に押す。「Ctrl+1」で最初の(一番左側の)タブに移動する。例えば「Ctrl+5」なら、左端から5番目のタブに移動する。「Ctrl+9」を押すと、右端のタブに移動する。つまりこのショートカットは開いているタブの数が1桁でないと十分に機能しない。
3.リンク先を新しいタブで開く
一部のリンクは、クリックするとページが現在のタブで開くように指定されている一方で、ページが新しいタブで開くように指定されているリンクもある。この挙動をコントロールするためのショートカットがいくつかある。リンクをクリックする際にCtrlキーを押しておくと、現在のページにとどまったまま、背後の新しいタブでリンク先ページが開かれる。同様に、「Ctrl+Shift+クリック」で、リンク先ページを新しいタブで開き、そのタブに移動することができる。また、「Shift+クリック」でリンク先ページが新しいウィンドウで開く。
マウスを使っている場合は、マウスホイールか中央のマウスボタンをクリックしても、リンク先ページを新しいタブで開くことができる。さらに、Shift+中央ボタンクリックでリンク先ページが新しいウィンドウで開く。
4.現在のタブを閉じる。
タブを閉じるには、「X」をクリックする他にも、「Ctrl+W」を押すという方法がある。間違ってタブを閉じてしまった場合、「Ctrl+Shift+T」で最後に閉じたタブを開くことができる。
5.タブを新しいウィンドウに移動させる
「Ctrl+Shift+N」で、現在のタブが新しいウィンドウで開く。
6.タブを複製する
現在のタブをもう1つ開きたい場合には、「Ctrl+K」を押せばよい。
7.タブをドラッグする
最新のブラウザの例に漏れず、Edgeでもタブの移動に関してはかなり自由が利く。タブをクリックしてドラッグすれば、現在のウィンドウで開かれているタブの列の中で、好きな場所に移動させられる。また、タブを現在のウィンドウから外して新しいウィンドウを作ったり、別のウィンドウに移動したりすることもできる。
8.サイドバーを表示する
Edgeは便利なサイドバーを持っており、このサイドバーは普段ウィンドウの右端に隠れている(Microsoftはこれを「ハブ」と呼んでいる)。このサイドバーには、お気に入り、リーディングリスト、履歴、ダウンロードを表示できる。それぞれの内容を表示するためのショートカットも用意されている。
- Ctrl+I:お気に入り
- Ctrl+M:リーディングリスト
- Ctrl+H:履歴
- Ctrl+J:ダウンロード
サイドバーを隠すには、Escを押す。
また、現在のページをお気に入りやリーディングリストに登録するには、「Ctrl+D」を押す。
9.プライベートウィンドウ
「Ctrl+Shift+P」で、「InPrivateブラウズ」ウィンドウが開く。