(3)電力:コンピュータシステム稼働用エネルギー供給状況(信頼度・余裕度)
データセンターで使用される電気は、コンピュータシステムで消費されるだけでなく、冷却システムのエネルギーとしても必須となり、その供給信頼度の評価は、最重要といっても過言ではない。判断要素としては、電力需給形態・受電形態・データセンター内での配電形態・UPS構成・PDU構成等、受電からラックまでの電源構成を総合的に考えなければならない。
UPS
EG
(4)空調:コンピュータシステム冷却方式(信頼度・余裕度・省エネ)
コンピュータシステムの冷却については、コンピュータ室での空調機の運用方法によって温湿度管理の難易度が決まり、それがサービスレベルを守れるかの判断基準になってくる。
また、データセンター事業者としては、この空調機へ冷水を供給する熱源システムまでも総合的に管理しなければ、信頼度と省エネを両立させた運用はできなくなる。
空調
冷凍機
クーリングタワー