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米ZDNet編集長Larryの独り言

巨大企業となって始動したDell Technologies--今後を展望 - (page 4)

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2016-09-13 06:00

 この肥大化したメニューの問題は、エンタープライズ技術だけの話ではない。たとえば、Oracleのクラウドサービスを考えてみてほしい。Oracleは買収によって、さまざまなプラットフォームやブランドを取り込んできた。

 Dellもさほど違いはない。もちろんDellのサーバ事業がなくなることはないだろうが、Dell TechnologiesはDellブランドのストレージ技術に加え、今やEMCのストレージ事業も抱えている。データセンター管理プラットフォームも2つ、VMworldを計算に入れれば3つになると考えることもできる。また、競合するコンバージドシステムもある。

 今後顧客は、選択肢を増やすのではなく、減らすことを望むかもしれない。だが、合理化の問題点は、必ず一部に不幸になる顧客が出てくるということだ。

 顧客にとっては幸いなことに、この不可避的に発生する製品の合理化には、何年もかかるとみられる。Dell Technologiesは当面、組み合わせ販売に力を入れる可能性が高い。

営業の進め方

 エンタープライズ顧客は製品ロードマップや取引先の多様化などが気にかかるだろうが、日々のテクノロジの調達には人間が関わっている。

 これまでの営業マネージャーはいなくなるのだろうか?

 EMCの経営者は今後、Dell Technologiesのためにエンタープライズ事業を進めることになるが、多くの得意先は重複するはずだ。営業と顧客管理が衝突すると、問題が起こる可能性がある。

 一非公開企業であるDellに営業の問題が発生するのは仕方がないことだ。顧客は、否応なしに起こる人員の再配置に注意を払う必要があるだろう。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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