
国際銀行間通信協会(SWIFT)のシステムが何度も攻撃を受ける
バングラデシュ中央銀行から8100万ドルが盗み出されたという2016年初めの事件を受け、国際銀行間通信協会(SWIFT)は新たなセキュリティ計画の策定を明らかにした。この事件の犯人はシステムの流れを把握し、同行のSWIFT関連の認証情報を入手して、ニューヨーク連邦準備銀行にあるバングラデシュ中央銀行の口座からアジアの複数の口座に向けて送金するよう指示を出した。セキュリティがあまりにも貧弱であったために発生した事件だったが、貴重な教訓を残すこととなった。
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