Microsoftは、同社のERP製品である「Dynamics 365 for Operations」のオンプレミス/ローカル版のプレビューを4月から開始する予定だという。
同社は2016年7月に、「Microsoft Dynamics AX7」に、同社のCRM製品とERP製品を組み合わせた「Microsoft Dynamics 365」のエンタープライズ向け機能の一部を統合し、リブランディング化したDynamics 365 for Operationsを発表していた。当時、Microsoftはオンプレミス版のDynamics CRM製品とDynamics ERP製品を提供し続けるとも述べていたが、詳細は明らかにしていなかった。
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同年11月、Microsoftはハイブリッド環境を用いるシナリオでDynamics 365 for Operationsを使用できるようにすると述べていた。同社はこういったシナリオにおけるオンプレミス側のノードを「My Workplace」インスタンスと命名していた。
Microsoftは2017年の夏に、ハイブリッド版およびオンプレミス版の双方のDynamics 365をリリースする計画だ。オンプレミス/ローカル版を利用するには、Dynamics 365 for Operationsのライセンスとソフトウェアアシュアランス(Software Assurance)/エンハンスメントプラン(Enhancement Plan)、またはサブスリプションモデルの契約が必要となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。