GitHubは米国時間4月17日、「Developer Program」をアップデートした。全ての開発者に対し実質的にプラグラム全体を無料とし、その他のメリットも加えたものとなる。
GitHubは2014年にDeveloper Programを開始しているが、有料アカウントを持つ開発者のみに公開されていた。1万7000人の開発者が参加しているという。
GitHubの事業開発担当トップであるJoe Wadcan氏は、GitHubが開発者向けのプログラムを重視する姿勢を示した。同氏は、「Github APIを利用する開発者に長期的にフォーカスするにあたって最初のステップであり、開発者が使いたいツールを拡張し、GitHubをその中心とする」と説明した。
GitHubは2000万人以上の開発者が利用しており、5000万以上のプロジェクトをホスティングしている。人気の高いホスティングサイトであることに間違いはないが、開発者のサポートという点で、過去には開発者が不満を訴えたこともある。Wadcan氏は、「GitHubにとって最も重要なオーディエンスは開発者だ。われわれはそのことを十分に把握しており、大切にしたいと思っている」と述べた。
最新のプログラムでは、プロジェクトの成熟レベルに応じて3種類の会員レベルを用意している。Level 1はGitHubのAPIについて学ぶツールを提供する。また、GitHubのインテグレーターコミュニティにアクセスできる。Level 2は少なくとも500人のユーザーを持つアプリケーションの開発者向けで、マーケティングや営業といった、より高度な支援を必要とするような層に向けたものだ。Level 1のメリットに加えて、GitHub.comのクレジットとネットワークのディスカウントを受けることができる。Level 3は1000ユーザーを持つアプリケーションの開発者向けで、拡張を支援するためのコンサルティングサービスや特典も用意する。
提供:Github
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。