スーパーストリームは4月21日、「SuperStream-NX Ver.2.0」を2017年6月1日から提供開始すると発表した。2020年末までに1万社の導入を目指す。
SuperStream-NXは、1995年6月から提供されている会計・人事給与システムで、国内の中堅・大手企業を中心に、累計8000社(2016年3月末時点)を超える導入実績がある。
最新版では、操作画面を一新し、ベースカラーや文字フォント、表示サイズを利用者ごとに変更可能できるようにした。また、使用頻度の高い機能やファイルを選択し登録することができるマイメニュー機能を搭載し、ExcelやWordなどのデータファイル、URL、EXE(アドオン)の呼び出しも可能にしている。
さらに、仕訳入力画面のフレームワークを分割し、レイアウトをユーザー側で自由に変更できる「フリーレイアウト機能」を搭載し、仕訳入力、支払/債務計上入力、債権伝票/債権計上、手動消込、前受金消込などに利用できる。帳票関連では、「Excel Report」「Excel差込」「Pivot Report(集計機能)」「ReportPlus」の各機能を新たに追加し、作表や集計作業の大幅な効率化が実現した。作成したレポートはExcelやPDFに出力可能。
フリーレイアウト機能(出所:スーパーストリーム)
ダッシュボード機能(出所:スーパーストリーム)
そのほかの新機能として、予算と実績を対比させたグラフを表示できる「ダッシュボード機能」や、フレームワーク上で日付やフォントタイプなど各言語単位で切り替え可能な「グローバル対応フレームワーク」、スーパーストリームが提供するクラウドサービスと連携し、マニュアルの参照や最新モジュールのダウンロードなどができる「Internet Of Accounting(IoA)」などが提供される。
オンプレミスのライセンス価格(税別)は、スタンダードユーザーが500万円(5ユーザー)から。導入形態や利用規模により金額は異なる。