スーパーストリームは12月1日、「SuperStream-NX システム連携ツール」のオプションとして、クラウドとオンプレミス間のファイル連携を容易に実現する「SuperStream-NX クラウド接続オプション」の販売を同日から開始すると発表した。価格は60万円(税別)から。
SuperStream-NXシステム連携ツールは、同社の経営基盤ソリューション「SuperStream-NX」と、さまざまな業務システムとの連携を行うEAI(Enterprise Application Integration)ツールで、システム間の連携をノンプログラミングで低コストに実現する。スケジューラ機能による自動処理を実行することで、人手を介さず異なるシステム間のマスタデータを連携できるため、業務プロセスの自動化や効率化が可能という。
今回のSuperStream-NXクラウド接続オプションは、同ツールのオプションとして、SuperStream-NXをはじめとするクラウドシステム間またはクラウドシステムと、オンプレミスとのシステム間のファイル連携を安全、容易に実現するツールとなっている。
本オプションを利用することで、新たなVPN導入やファイアウォールの設定を変更することなく、セキュリティが確保された環境でクラウドとのファイル連携を自由に行うことが可能となる。
SuperStream-NXクラウド接続オプション 機能概要(スーパーストリーム提供)
主な特徴は以下の通り。
・クラウドとオンプレミスを意識せずにファイル連携
ユーザーは、業務システムがクラウドとオンプレミスのどちらに構築されていても、あたかも社内の同一ネットワークにあるシステムのように、ファイルの入出力や保存ができる。
・必要な環境はインターネットのみ
ファイル連携はHTTP/HTTPSベースで実施するため、インターネット接続環境があればクラウドシステムとファイルを連携できる。VPNなどのコストを要するセキュリティ対策は不要。
・操作、設定もしやすく
ユーザーは指定のフォルダにファイルを保存するだけで、クラウドシステムとファイルを連携できる。技術的知識を必要としないため、ユーザーを問わずファイルの自動連携が可能としている。