また、同期ミラーリング、非同期レプリケーション、データの継続的保護(CDP)機能により、可用性を実現。「ミッションクリティカルな環境を実現し、先進的なビジネス継続性を提供できるようになる」とした。
レノボ・ジャパン データセンターグループ データセンター・ソリューション事業本部 副事業本部長兼製品統括本部統括本部長の橘一徳氏
最大の特徴は、ストレージ仮想化機能により、既存ストレージや、EMC、IBM、HPE、NetAppなどの他社製ストレージをDX8200Dの下で管理することができる点だ。
「既存資産が足かせになり、不自由な投資、選択を強いられるユーザーに対する解決策を提案できる。シンプルなストレージ運用と異機種間ストレージ間での自動階層化により、既存ストレージや外部ストレージを有効活用でき、投資対効果を高めることができる」としている。
さらに、保守窓口をハードウェアとソフトウェアで一本化するとともに、24時間365日での対応を実現。「ストレージ管理とサポートに必要な時間を最大約80%、ストレージコストを最大約75%削減。ストレージ関連のダウンタイムを限りなくゼロにすることができる」という。
最小構成価格は550万円(税別)から。
データコアのソフトウェアは、レノボ・ジャパンが推進しているLenovo Togetherパートナーとの協業による稼働検証済みソリューション「太鼓判」において、国内展開してきた経緯があり、パートナー各社を通じた販売実績もある。
「日本においては、太鼓判として展開してきた経緯もあり、データコアの技術などに関して、エンジニアが精通していることもあり、販売しやすい環境がすでに整っている。今回のアプライアンス製品としての投入により、HPEの3PARなどとも戦える製品がそろうことになる」と語る。
なお、DX8200Dにおいては、データコアに加えて、デジタルテクノロジー株式会社と連携することで販売を加速することになる。